このようなお悩みを解消します。
子供たちにおすすめしたいプログラミング本を決定する「こどもプログラミング本大賞」。エンジニアなど1200名以上の投票で選ばれた作品を紹介します。
今回は2020年度に受賞した話題の書籍を紹介します。
大賞
作って学ぶScratchドリル
本書は、小学校低学年から使える、ドリル形式のScratch入門書です。5つのプロジェクトを通じて、プログラミングの基礎を身につけることができます。
「とにかくまずは手を動かして、ブロックをつないでプログラムを作ってみる」ことに主眼を置き、文章は最小限に、図や手順を多用することで直感的に何をすればよいかがわかる構成になっているため、飽きずにどんどん進めることができます。
実際にプログラムが動く様子を見ながら、あとから自然に理解を促すような構成で、1冊終えればプログラミング初歩をマスター。
絵本・読み物部門
さわって学べるプログラミング図鑑
本書は、「正しい順番でうまく組み立てられるのはどれ?」、「どこがまちがっているかな?」など、しかけをめくって、考えながら読み進めることで、自然とプログラミングの基本的な考え方が身につきます。
一見、ゲームのように見えるページに『プログラミング的思考』のエッセンスがつまっています。
コンピューターってどんなしくみ?
「スマホもコンピューター?」、「プログラミングってなに?」、「世界中のおもしろい動画が見られるのはどうして?」。
本書では、そんな身近でシンプルな疑問から入って、大人でも説明することがむずかしいコンピューターのしくみを、イメージ図をながめるだけでも理解が進むように構成しています。
プログラミング教室 バージョンアップ編
わかりやすい漫画と詳細な記事で、読めばすぐにプログラミングが体験できる学習漫画の第二弾。
話題のビジュアルプログラミング言語「スクラッチ」のバージョンアップに完全対応し、自分で計算ゲームが作れるようになります。
後半では、より本格的なプログラミング言語「パイソン」で絵を描くことにも挑戦。プログラミングに興味を持った子はもちろん、初心者を卒業した子の次の1冊としてもおすすめです。
操作マニュアル部門
できる パソコンで楽しむマインクラフト プログラミング入門
マイクロソフトが公開している「MakeCode for Minecraft」を使うと、マインクラフトの世界で自由にプログラミングができます。
プレイヤーの相棒として働く「エージェント」と一緒に、建築、採掘、養鶏、農耕などをプログラミングで自動化しましょう!
MakeCodeはブロックプログラミング方式だから、難しい単語や構文を覚えなくても大丈夫。本を見ながらレッスン形式の手順を追うだけで、複雑なプログラムを簡単に作れます。また、レッスンごとにサンプルファイルをダウンロードできるので、途中で分からなくなっても次のステップに進めます。
親子で楽しく学ぶ!マインクラフトプログラミング
『Minecraft』(ComputerCraftEdu)を利用して、親子でプログラミングを体験できます。本書を読むうちに、プログラミングに必要な「論理的思考力」が培われます。
ジブン専用パソコンRaspberry Piでプログラミング
この本では、Raspberry Piを通じて、パソコンのしくみや文書作成、プログラミングの基本などを学ぶことができます。
保護者・教員向け部門
絵でわかるはじめてのプログラミング
本書では、身近なものをテーマに、そのしくみやプログラミング的な考え方を取り上げて、プログラミングの基本を学べるよう解説しています。
パズルのような誌面、たっぷりのイラスト、やさしい解説で、小学生から楽しく使えます。
アルゴリズム図鑑
アルゴリズムはどんな言語でプログラムを書くにしても不可欠ですが、現場で教わることはめったになく、かといって自分で学ぶには難しいものです。
この本は、アルゴリズムを独学する人向けの本です。
はじめて学ぶときにはイメージしやすく、復習するときには思い出しやすくなるよう、基本的な33のアルゴリズム+7つのデータ構造をすべてイラストにしています。ソートやグラフなどの「動き」を図で追うことで、考え方や仕組みを理解する手助けをします。
決定版 コンピュータサイエンス図鑑
ハードウェアやソフトウェアから、データやアルゴリズム、プログラミング、ネットワーク、ソーシャルメディア、デジタル時代における社会的な問題や未来に広がる世界まで、コンピュータ科学に関するあらゆる基本をやさしく学べる入門ガイド。
見開きごとに1つの重要トピックを取り上げ、カラフルなイメージイラストを用いて解説する。学生から社会人まで、コンピュータやデジタル技術が日常の一部になった現代の必読書。